第9章|テニス用語の逆引き辞典― わからない言葉が“わかる”と、テニスがもっと楽しくなる ―

テニス用語の辞書
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― わからない言葉が“わかる”と、テニスがもっと楽しくなる ―

今回、初心者の親子が“迷わず調べられる”テニス用語辞典として、ルール・略語・プレー用語をあいうえお順にまとめました。

気になったときに、チェックしてみましょう!

目次

🎾ジュニアテニス用語の逆引き辞典(あいうえお順)

あ行

  • アドバンテージ(Advantage/AD):デュースから1ポイントリードした状態。「Ad In(サーブ側)」「Ad Out(レシーブ側)」と表記。
  • アプローチショット(Approach Shot):ネットに詰める前に打つ攻撃的ショット。ラリーの主導権を握る。
  • アンフォースドエラー(Unforced Error):相手のプレッシャーがない状況での“自分のミス”。試合分析で多く使われる。
  • イエローボール(Yellow Ball):一般公式ボール。ジュニア上級者や大会で使用される。
  • インプレー(In Play):ボールがまだ有効な範囲にある状態。ラリー中のこと。
  • エース(Ace):相手が触れられないサーブ。最も気持ちの良い得点。
  • エッグボール(Egg Ball):高く弧を描いて落ちる強いトップスピンショット。ナダル選手の代名詞。
  • エントリー(Entry):大会への申し込み。締切や方法は大会要項を確認。
  • オープンスタンス(Open Stance):正面を相手に向けて打つ現代的フォーム。安定とパワーを両立。
  • オムニコート(Omni Court):砂入り人工芝。日本のスクールで最も一般的なコート。
  • オレンジボール(Orange Ball):ジュニア中級者用の低圧ボール。イエローへの移行に使われる。

か行

  • カウンターショット(Counter Shot):相手のスピードを利用して打ち返すショット。反応力が大切。
  • キープ(Hold):自分のサービスゲームを取ること。逆に落とされると“ブレーク”。
  • クレーコート(Clay Court):土のコート。ボールが高く弾み、スピンが生きる。
  • グリーンボール(Green Ball):低圧ボールの最終段階。大会前の練習に最適。
  • グリップ(Grip):ラケットの握り方。イースタン/ウェスタン/コンチネンタルなど。
  • ゲームポイント(Game Point):あと1ポイントでゲームを取れる場面。
  • コードバイオレーション(Code Violation):暴言やマナー違反などの警告。ジュニアでは教育対象になる。
  • コーチング(Coaching):試合中にアドバイスすること。多くの大会では禁止。
  • コンシステンシー(Consistency):プレーの安定性。同じフォームで打ち続ける力。
  • コート(Court):テニスを行う場所。ハード/クレー/オムニなど種類がある。

さ行

  • サービス(Serve):試合の始まりのショット。1ポイントにつき2回まで打てる。
  • サービスエース(Service Ace):相手が触れられない完璧なサーブ。
  • シード(Seed):ランキング上位の選手。大会で早期対戦を避けるために配置される。
  • セルフジャッジ(Self Judge):審判なしで自分で判定する仕組み。誠実さを学ぶ教育制度。
  • スコア(Score):点数の表記。「15 → 30 → 40 → ゲーム」。
  • スピン(Spin):ボールの回転。トップスピン・スライス・サイドスピンなど。
  • スプリットステップ(Split Step):相手の打球に合わせて小さくジャンプする動作。反応の準備。
  • ストローク(Stroke):ベースラインからの基本ショット。フォア・バックを含む。
  • スライス(Slice):下回転で滑らせるショット。ラリーの緩急を作る。
  • セットポイント(Set Point/SP):あと1ポイントでセットが取れる局面。
  • セルフマネジメント(Self Management):体調・感情・練習を自分でコントロールする力。

た行

  • タイブレーク(Tiebreak/TB):6-6時に行う決着方式。7点先取・2点差必要。
  • タイムバイオレーション(Time Violation):プレーが遅すぎる場合の警告。
  • ダブルス(Doubles):2対2の試合。ペアの連携が重要。
  • ダブルフォルト(Double Fault/DF):サーブのフォルトを2回続ける失点。
  • チャンスボール(Chance Ball):高く浅く返ってきた“決めどころ”のボール。
  • デュース(Deuce):40-40の同点。2ポイント連取でゲーム獲得。
  • トップスピン(Top Spin):上回転のショット。弧を描いて安全に落ちる。
  • トス(Toss):サーブ時にボールを上げる動作。または試合前のコイントス。
  • ドロップショット(Drop Shot):ネット際に落とすショット。相手を前に誘い出す。
  • ドロー(Draw):大会の組み合わせ表。勝ち上がりを示す。

な行

  • ネットプレー(Net Play):ネット際でのプレー。ボレー・スマッシュ中心。
  • ノーアド(No-Ad):デュースなしの方式。40-40から次の1点で勝敗。
  • ノータッチエース(No-touch Ace):相手が触れなかった完璧なサーブ。
  • ノーバウンド(No Bounce):ボールをバウンドさせずに打つ(=ボレー)。
  • ノーレット(No-Let):「ネットに当たって入ったサーブ」も“インプレー(有効)”扱いになるということ。

は行

  • ハードコート(Hard Court):硬いコート。ボールが速く弾む。
  • パッシングショット(Passing Shot):ネットに出た相手の横を抜くショット。
  • パワーポジション(Power Position):ショットを打つ前の“構えの基本姿勢”のこと。膝を軽く曲げ、背筋を伸ばし、体重を両足のつま先寄りにかけた状態。
  • バックハンド(Backhand):反対側の腕で打つショット。両手打ちが主流。
  • バイ(Bye):出場人数が奇数の際に初戦を免除される。
  • フィジカル(Physical):身体的能力・体力。基礎づくりが大切。
  • フォアハンド(Forehand):利き手側で打つ基本ショット。
  • フォルト(Fault):サーブの失敗。2回で1ポイント失う。
  • フットフォールト(Foot Fault):サーブ時にラインを踏む反則。
  • フラットショット(Flat Shot):回転の少ない直線的ショット。
  • ブレーク(Break):相手のサービスゲームを奪うこと。
  • ポイント(Point):得点の単位。1ポイント=1ラリーの勝者。

ま行

  • マッチポイント(Match Point/MP):あと1ポイントで試合に勝つ局面。
  • ミスショット(Miss Shot):狙い通りに打てなかったボール。
  • メインドロー(Main Draw/MD):本戦。予選を勝ち上がった選手が出場。
  • メンタル(Mental):精神面。集中力・冷静さ・切り替えの力。
  • モチベーション(Motivation):やる気・意欲。テニスを続ける力。

や行

  • ユニットターン(Unit Turn):肩と腰を一緒に回す準備動作。
  • ユニフォーム(Uniform):試合着。大会規定がある場合も。
  • ユースオリンピック(Youth Olympic):国際ジュニア競技大会。若手育成の舞台。

ら行

  • ラッキールーザー(Lucky Loser/LL):予選で敗退した選手の中から、欠場者の代わりに本戦へ繰り上げ出場する制度。努力の証とも言われる。
  • ラリー(Rally):打ち合い。テニスの基本。
  • ランキングポイント(Ranking Point):大会成績で得られる得点。順位を決定する基準。
  • リターン(Return):相手のサーブを打ち返すショット。試合のリズムを作る。
  • レット(Let):サーブがネットに触れてインに入った場合のやり直し。
  • レッドボール(Red Ball):初心者・低学年向けの低圧ボール。弾みが小さい。
  • レシーブゲーム(Return Game):相手のサーブを受ける側のゲーム。
  • レフェリー(Referee):大会の主審。トラブル対応やルール管理を行う。

わ行

  • ワイドサーブ(Wide Serve):外側へ逃げるように打つサーブ。相手を動かす戦術。
  • ワイルドカード(Wild Card/WC):主催者推薦で出場が許される枠。
  • ワールドツアー(World Tour):国際大会シリーズ。ジュニア版もある。
  • ワンバウンドリターン(One Bounce Return):1回だけバウンドさせて打つ通常プレー。
  • ワークアウト(Workout):練習やフィジカルトレーニングの総称。

これで“観る・出る・語る”が全部わかる!

この辞典は、テニスを**「始める・支える・楽しむ」**すべての人のための“共通言語集”。
知らない言葉が減ると、テニスはもっと面白く、
子どもと語り合う時間もぐっと深まります

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tennisphere
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