7月は、ジュニア選手にとって「全国への切符をかけた予選」と「世界トップとの実戦経験」が重なる重要な時期です。
国内では全日本ジュニア地方予選、RSK地方予選、全国中学生大会予選(団体)が本格化し、海外ではウインブルドンジュニアやITFジュニアの大型大会が続きます。
特に7月末からは各都道府県の夏季大会もスタートし、夏本番へ向けて試合数が一気に増える時期です。
2026年7月に行われる主要ジュニア大会を一覧でまとめました。
2026年7月の主要ジュニア大会一覧
| 大会名 | 日程 | 開催地 | 区分 |
|---|---|---|---|
| ウインブルドンジュニア | 7月4日〜12日 | イギリス・ロンドン | グランドスラム |
| 全日本ジュニアテニス選手権 地方予選 | 7月上旬〜下旬 | 全国各地 | 国内主要予選 |
| ITFジュニア(欧州主要大会) | 7月上旬〜下旬 | イギリス・ポーランド・スイスほか | 国際大会 |
| ITFジュニア(南米主要大会) | 7月中旬〜下旬 | コロンビア・ブラジルほか | 国際大会 |
| ITFジュニア(アジアシリーズ) | 7月上旬〜下旬 | 中国・タイ・香港・インドネシアほか | 国際大会 |
| RSK全国選抜ジュニア 地方予選 | 7月下旬〜9月 | 全国各地 | 全国大会予選 |
| 全国中学生テニス選手権 地方予選(団体) | 7月中旬〜下旬 | 全国各地 | 全国大会予選 |
| 都道府県夏季ジュニア大会 | 7月末〜8月 | 全国各地 | 地域大会 |
国内大会|全日本ジュニア出場をかけた地方決戦
7月は全国各地で全日本ジュニアテニス選手権の地方予選が行われる、年間でも最も重要な月のひとつです。
ここを勝ち抜いた選手だけが、8月24日から有明で行われる全国大会へ進みます。
地域によって日程や会場が異なるため、北から順番に整理しました。
全日本ジュニアテニス選手権 地方予選一覧
| 地区 | 大会名 | 日程 | 開催地 | サーフェス |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 北海道ジュニアテニス選手権大会 | 7月11日〜13日/18〜20日 | 札幌平岸庭球場 | ハード |
| 東北 | 東北ジュニアテニス選手権大会 | 7月17日〜21日 | 安比高原テニスクラブ | ハード |
| 関東 | 第99回 関東ジュニアテニス選手権大会 | 7月17日〜24日 | 東京・有明テニスの森 | ハード |
| 北信越 | 北信越ジュニアテニス選手権大会 | 7月18日〜26日 | 福井運動公園県営テニス場(U18/U16) 小松運動公園末広テニスコート(U14/U12) | ハード(U18/U16) オムニ(U14/U12) |
| 東海 | 東海中日ジュニアテニス選手権大会 | 7月18日〜24日 | 名古屋グリーンテニスクラブ | オムニ |
| 関西 | 関西ジュニアテニス選手権大会 | 7月4日〜18日 | モリタテニスセンター靱 | ハード |
| 四国 | 四国ジュニアテニス選手権大会 | 7月18日〜21日 | 香川県立総合運動公園テニス場(U18/U16男子) 高松市亀水運動センターテニス場(U16女子) 愛媛県総合運動公園テニスコート(U14/U12) | オムニ(U18/U16) ハード(U14/U12) |
| 九州 | 九州ジュニアテニス選手権大会 | 7月2日〜12日 | ひなた TENNIS PARK MIYAZAKI | ハード |
その他の国内大会 | 全国につながる主要大会が目白押し
RSK全国選抜ジュニア 地方予選
日程:7月下旬〜9月
13歳以下カテゴリーの全国大会へつながる重要な予選シリーズ。
特にU13世代にとっては夏後半の最大目標のひとつ。
全国中学生テニス選手権 地方予選(団体)
日程:7月中旬〜下旬
学校単位で戦う全国大会予選。
個人戦とは違う団体戦特有の緊張感を経験できる夏の重要大会。
海外大会|世界を知る7月
7月はグランドスラム期間と夏の欧州クレー・ハードシーズンが重なり、
ITFジュニアでもJ300・J200・J100のハイグレード大会が世界各地で集中開催される時期です。
特にこの時期は、
- ヨーロッパ(イギリス・ポーランド・スイス)
- 南アメリカ(コロンビア・ブラジルなど)
を中心に、世界ランキング上位ジュニアが多く参戦します。
ウインブルドンジュニア終了後もそのままヨーロッパ遠征を続ける選手が多く、年間でも最も密度の高い海外シーズンのひとつです。
ウインブルドンジュニア(Wimbledon Junior)
日程:7月4日〜12日
開催地:イギリス・ロンドン
サーフェス:グラス
ジュニア四大大会のひとつ。
芝で戦える数少ない機会であり、世界トップジュニアが集まる。
詳しくはこちらをチェック▼

J300 Roehampton(ウインブルドン前哨戦)
日程:6月28日〜7月3日
開催地:イギリス・ローハンプトン
サーフェス:グラス
ウインブルドンジュニア前週の重要大会。
本戦出場を狙う選手やシード勢の調整大会として機能する。
J300 Bytom
日程:7月21日〜26日
開催地:ポーランド
サーフェス:クレー
ヨーロッパ夏クレーシーズンの代表格。
テニスヨーロッパ上位勢とITF上位勢がぶつかるレベルの高い大会。
J200 Basel
日程:7月27日〜8月1日
開催地:スイス
サーフェス:クレー
欧州サマーシリーズ後半戦の重要大会。
ジュニアトップ層のポイント争いが激化する。
J200 Bogota / J100 Cali
J200 Bogota
日程:7月13日〜18日
開催地:コロンビア
サーフェス:クレー
J100 Cali
日程:7月20日〜25日
開催地:コロンビア
サーフェス:クレー
南米遠征の主要シリーズ。
クレー巧者が多く、フィジカル勝負になりやすい。
欧州勢もランキング加算目的で参戦することが多い。
アジアITFジュニア|日本勢が挑戦しやすい夏の国際舞台
ヨーロッパ・南米でハイグレード大会が続く一方、アジアでも7月はITFジュニア大会が数多く開催されます。
アジアシリーズは、日本から渡航しやすく、ハードコート中心で試合経験を積みやすいという特徴があり、海外挑戦の入口として非常に重要な時期です。
7月は東南アジア・中国を中心に大会が続き、ランキング獲得を目指す選手たちが集まります。
アジアITFジュニア|7月開催主要大会一覧
| 大会名 | 日程 | 開催地 | サーフェス |
|---|---|---|---|
| J60 Nonthaburi | 6月29日〜7月4日 | タイ・ノンタブリー | ハード |
| J30 Hong Kong | 6月29日〜7月4日 | 香港 | ハード |
| J60 Gold Coast Week 1 | 7月7日〜12日 | オーストラリア・ゴールドコースト | ハード |
| J60 Jakarta Week 1 | 7月7日〜12日 | インドネシア・ジャカルタ | ハード |
| J60 Gold Coast Week 2 | 7月13日〜18日 | オーストラリア・ゴールドコースト | ハード |
| J100 Chengdu | 7月13日〜19日 | 中国・成都 | ハード |
| J30 Jakarta Week 2 | 7月14日〜19日 | インドネシア・ジャカルタ | ハード |
| J60 Manila Week 1 | 7月21日〜26日 | フィリピン・マニラ | ハード |
| J30 Andijan | 7月20日〜25日 | ウズベキスタン・アンディジャン | ハード |
| J60 Fergana | 7月27日〜8月1日 | ウズベキスタン・フェルガナ | ハード |
| J60 Manila Week 2 | 7月28日〜8月2日 | フィリピン・マニラ | ハード |
7月は“勝負の夏”の入り口
7月は、全日本ジュニア地方予選をはじめ、RSKや全国中学生大会予選など、ジュニア選手にとって大きな分岐点となる大会が集中する時期です。
ここで結果を出せば全国大会への道が開け、次のステージへ進む大きなチャンスになります。
一方で、思うような結果が出なかったとしても、夏はまだ続きます。都道府県大会や夏季大会を通して経験を積み、秋以降につなげることも十分に可能です。
また、7月は高温多湿の中で連戦になることも多く、暑熱順化・水分補給・試合後のリカバリー管理が結果を左右する重要な要素になります。技術や戦術だけでなく、「コンディションを整える力」も勝負の一部です。
国内で全国を目指す選手も、海外で世界に挑戦する選手も、この7月は大きな成長のきっかけになる1か月。
“勝負の夏”をどう戦い、どう乗り越えるか。ここから先の成長曲線を大きく左右する時間が始まります。

