「“全国大会”の先に、“世界への挑戦”がつながっている。」
女子ジュニア選手にとって、「全国大会」は大きな目標のひとつです。
その中でも、「富士薬品セイムス ガールズカップ」は、全国大会で終わらない特別な大会として注目を集めています。
地方大会から決勝大会、そしてその先には、「富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム」への選考もつながっています。

今回は、そんな「富士薬品セイムス ガールズカップ2026」について、
- どんな大会なのか
- 誰が出場できるのか
- 地方大会はどう行われるのか
- 決勝大会はどんな舞台なのか
を、保護者向けに分かりやすく整理していきます。
「富士薬品セイムス ガールズカップ」とは、どんな大会なのか?
「富士薬品セイムス ガールズカップ」は、女子ジュニア選手を対象に行われる全国規模の大会です。
全国各地で地方大会が開催され、各地域を勝ち上がった選手たちが決勝大会へ進出します。
そして、その決勝大会や選抜合宿などを経て、「富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム」のチーム選考につながっていきます。
つまり、ガールズカップは、“世界への入口”とも言える大会です。

単なる全国大会ではなく、その先の海外遠征や育成活動へつながっている点が、この大会の大きな特徴と言えそうです。
どんな選手が出場できるのか?
参加資格は、原則としてその年に11歳を迎える女子選手です。
2026年大会では、
- 2015年1月1日〜2015年12月31日出生の女子選手
が対象となっています。
また、大会要項には、
「『富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム』への参加権を取得した場合、2026年11月1日から2029年10月31日までの3年間、年間2〜4か月程度(複数回)の海外遠征への参加を了承する者」
という参加規定も記載されています。
つまり、ガールズカップは単なる全国大会ではなく、その先にある海外育成プログラムまで見据えた大会になっていることが分かります。
現在公開されている大会要項を見る限り、多くの地域大会では「フリーエントリー」となっており、全国ランキングなどによる明確な参加制限は設けられていません。
そのため、
「全国大会につながる大会=限られたトップ選手だけの大会」
というよりも、まずはチャレンジできる大会として門戸が開かれている点も、ガールズカップの特徴と言えそうです。
居住地以外の地域でも出場できる?
ガールズカップでは、各地域大会への重複エントリーが可能と明記されています。
そのため、
- 関東在住選手が関西大会へ出場
- 他地域選手が別地域大会へエントリー
といった形での参加も可能です。
実際、大会要項には、
「各地域大会への重複したエントリーは可能」
と記載されています。
ただし、
「既に決勝大会への出場権を獲得している選手の重複エントリーはご遠慮ください」
とも明記されています。
つまり、複数地域へ挑戦することは可能ですが、すでに決勝大会出場権を獲得した後の重複エントリーは控える形になっています。
なお、埼玉大会のみ、
- 埼玉県内在住
または - 埼玉県内テニスクラブ所属
という参加条件が設定されています。
エントリー前には、各地域大会要項を確認しておきたいところです。
地方大会はどう行われるのか?

2026年の大会では、全国各地で地方大会が開催されます。
| 大会 | 日程 | 会場 | 決勝大会進出者 |
|---|---|---|---|
| 北海道大会 | 6月27日(土) | スポーツフィールドキャロット(北海道札幌市) | 上位4名 |
| 東北大会 | 6月27日(土)〜28日(日) | ダイケンパーク岩沼海浜緑地(宮城県岩沼市) | 上位4名 |
| 関東大会 | 7月11日(土)〜12日(日) | 清水善造メモリアルテニスコート(群馬県高崎市) | 上位8名 |
| 北信越大会 | 6月上旬開始予定 | ※後日要項公開予定 | ※後日要項公開予定 |
| 東海大会 | 8月14日(金)〜15日(土)予備日16日(日) | けんぽスポーツの森(愛知県豊田市) | 上位6名 |
| 関西大会 | 7月27日(月)予備日28日(火) | 江坂テニスセンター(大阪府吹田市) | 上位8名 |
| 中国大会 | 6月27日(土)〜28日(日) | みよし運動公園(広島県三次市) | 上位4名 |
| 四国大会 | 2026年7月29日(水)〜30日(木)予備日31日(金) | かわのえテニスセンター(愛媛県四国中央市) | 上位4名 |
| 九州大会 | 2026年6月19日(金)〜20日(土) | 福岡パシフィックテニスアカデミー(福岡県筑紫野市) | 上位6名 |
| 埼玉大会 | 2026年8月19日(水)予備日20日(木) | 大宮けんぽグラウンド(埼玉県さいたま市) | 上位4名 |
※最新情報・エントリー詳細は公式サイト参照
地方大会の共通ルール
種目は女子シングルスで、サービスは「ノーレットルール」が採用されています。
また、使用球は「ヨネックスツアー」です。
試合方法は地域ごとに異なる
地方大会の特徴のひとつが、地域ごとに試合方法が異なる点です。
例えば、
- 北海道大会では「6ゲーム先取・ノーアド方式」
- 関西大会では「1セットマッチ・ノーアド方式」
- 中国大会では「8ゲームプロセット」
- 東海大会では「ショートセット方式+ファイナル10ポイントタイブレーク」
など、それぞれ異なるフォーマットが採用されています。
また、関東大会や四国大会では、
- 2タイブレークセット
- ファイナル10ポイントマッチタイブレーク
を採用するなど、地域ごとに異なる試合形式が採用されています。
そのため、エントリー前には、
- 試合方式
- 使用コート
- 試合数
- 進出枠
などを、各地域大会要項で確認しておくことも重要になりそうです。
決勝大会はどんな舞台なのか?
地方大会を勝ち上がった選手たちは、決勝大会へ進出します。
2026決勝大会は、
- 会場:吉田記念テニス研修センター(TTC)
- 開催日程:2026年3月26日〜29日
で開催予定となっています。
決勝大会では、全国から集まった選手たちによるハイレベルな戦いが行われます。
試合方式はシングルトーナメント形式。
また、大会期間中には選抜合宿も予定されています。
実際の過去大会結果を見ると、決勝大会で上位進出した選手たちが、その後ワールドチャレンジプログラムへ進んでいるケースも多く見られます。
そのため、決勝大会は、全国大会であると同時に、“世界への挑戦”につながる非常に重要な舞台になっていると言えそうです。
ガールズカップの先にあるもの
ガールズカップの特徴は、「全国大会で終わり」ではないことです。
その先には、海外遠征や合宿などを行う「富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム」があります。
ワールドチャレンジプログラムでは、12〜14歳頃の女子ジュニア選手たちが、海外大会や海外遠征を経験しながら、“世界で戦う経験”を積んでいきます。
交通費・宿泊費・食事代などもサポート対象となっており、継続的に海外挑戦を続けられる環境が整えられています。
ジュニアテニスでは、「海外経験の重要性」が語られることも少なくありません。
一方で、実際には費用面などから継続的な挑戦が難しいケースもあります。
そうした中で、ガールズカップは、“世界への挑戦”につながる非常に貴重な入口になっていると言えそうです。
エントリーはどうすればいい?
ガールズカップへ出場するためには、各地域大会へのエントリーが必要となります。
富士薬品セイムス ガールズカップ 2026大会エントリーページ▼
https://www.girlscup-entry.net
大会によって、
- エントリー締切日
- ドロー発表日
- 参加費支払い方法
なども異なるため、事前に各地域大会要項を確認しておくことが重要です。
夏場の開催となるため、日程調整や暑さ対策も含めて、余裕を持った準備をしておきたいところです。
世界への挑戦は、ここから始まる
「全国大会に出ること」は、ジュニア選手にとって大きな目標です。
そして、ガールズカップには、その先の“世界への挑戦”もつながっています。
地方大会から始まり、決勝大会、選抜合宿、そしてワールドチャレンジプログラムへ。
この大会は、単なる全国大会ではなく、女子ジュニア選手たちにとって“未来への入口”とも言える存在になっているのかもしれません。
次回は、実際にワールドチャレンジプログラムを経験した選手たちや、その後の成長についても整理していきます。
引用元
富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム公式サイト
富士薬品セイムス ガールズカップ公式サイト
2026大会プレスリリース
決勝大会要項2026
各地方大会エントリーページ
株式会社富士薬品 高柳昌幸社長インタビュー

