7月の地方予選を勝ち抜いた選手たちが、いよいよ全国の舞台に立ちます。8月の国内は全国大会が4つ。
前半にインターハイと全国小学生(ファーストステージ)、中旬に全中、そして後半には国内ジュニアの最高峰・全日本ジュニアが有明で開幕します。
海外では14歳以下の国別対抗世界一決定戦、月末からはUSオープンと、世界の舞台も動き出す1か月です。
2026年8月の主要ジュニア大会一覧
| 大会名 | 日程 | 開催地 | 区分 |
|---|---|---|---|
| 全国高等学校総合体育大会テニス競技(インターハイ) | 8月2日(日)〜8日(土) | 奈良 | 国内・高校 |
| ITFワールドジュニアテニスファイナルズ(14歳以下国別対抗) | 8月3日(月)〜8日(土) | チェコ・プロスチェヨフ | 海外・U14 |
| 第44回 第一生命全国小学生テニス選手権(ファーストステージ) | 8月6日(木)〜8日(土) | 宮崎 | 国内・小学生 |
| 第52回 全国中学生テニス選手権(全中) | 8月17日(月)〜21日(金) | 滋賀 | 国内・中学 |
| ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2026 | 8月24日(月)〜9月5日(土) | 東京・有明 | 国内・U12〜U18 |
| USオープン(クオリファイウィーク〜本戦) | 8月23日(日)〜9月13日(日) | アメリカ・ニューヨーク | 海外・グランドスラム |
国内大会|全国大会が4つ続く
全国高等学校総合体育大会テニス競技(インターハイ)
日程:8月2日(日)〜8日(土)
開催地:奈良
種目:男女 団体・個人シングルス/ダブルス
高校テニスの頂点を決める夏。都道府県予選・地域予選を勝ち抜いた代表校と個人が集います。団体戦から個人戦へと続く1週間は、高校生の部活テニスにとって1年の集大成です。
第44回 第一生命全国小学生テニス選手権(ファーストステージ)
日程:8月6日(木)〜8日(土)
開催地:ひなたTENNIS PARK MIYAZAKI(宮崎)
種目:男女シングルス
小学生年代の伝統大会は二段階方式。8月の宮崎はファーストステージで、ここを勝ち抜いた選手が10月末のファイナルステージ(第一生命相娯園テニスコート)で日本一を争います。
まずは全国の同世代を肌で知る第一関門。結果そのものと同じくらい、この経験がのちのU12・U14での成長につながります。
第52回 全国中学生テニス選手権(全中)
日程:8月17日(月)〜21日(金)
開催地:滋賀
種目:男女 団体・個人シングルス/ダブルス
中学生の団体戦・個人戦の全国決戦。学校対抗の団体戦は、個人スポーツのテニスで「チームで勝つ」を経験できる貴重な機会。全日本ジュニアとは別の物差しで、中学生年代の層の厚さが見える大会です。
ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2026【今月のメイン】
日程:U12・U14 8月24日(月)〜30日(日)/U16・U18 8月30日(日)〜9月5日(土)
開催地:東京・有明テニスの森公園
種目:男女 各カテゴリー シングルス64ドロー・ダブルス32組
そして月末、国内ジュニアの最高峰・全日本ジュニアが開幕します。全国9地域の予選を勝ち抜いた選手だけが立てる舞台。今年はシングルス準決勝・決勝でのオフコートコーチング試験導入、優勝者へのIMGアカデミー海外派遣など、注目ポイントが多い大会です。
▼ 日程・出場条件・見どころを1本にまとめました(大会期間中は結果を毎日更新)

海外大会|世界の8月
ITFワールドジュニアテニスファイナルズ(14歳以下国別対抗)
日程:8月3日(月)〜8日(土)
開催地:チェコ・プロスチェヨフ
形式:男女各16か国による国別対抗戦(クレー)
14歳以下の「国の強さ」が決まる世界一決定戦。各地域の予選を勝ち抜いた男女各16か国が出場し、日本は男女とも出場権を獲得しています(ITFが7月に発表)。
日本代表メンバーはこちら
■ワールドジュニア(14歳以下)
男子 オトリエ 龍馬(Team Rise)
安居院 虹斗(ARROWS TENNIS SCHOOLS)
安居院 咲空(ARROWS TENNIS SCHOOLS)
■ワールドジュニア(14歳以下)
女子 奥山 し渚(ITSベルズ)
岩佐 綾香(桜田倶楽部)
佐藤 実莉(町田ローンジュニアアカデミー)
この年代の国際経験は、のちのITFジュニア挑戦の大きな土台になります。日本チームの結果は本記事で追記予定です。
ITFジュニア|8月のメイン大会
ヨーロッパのクレーシーズンから、月末には北米ハードへ。USオープンジュニアに向けて、世界のトップジュニアが移動していく1か月です。
| 大会 | 日程 | 開催地 | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| J200 ルーテスハイム | 8月4日〜8日 | ドイツ | 欧州クレーシリーズ |
| J300 パンチェボ | 8月17日〜23日 | セルビア | 欧州では8月唯一のJ300 |
| J200 シドニー(Regional Championships) | 8月18日〜23日 | オーストラリア | 地域選手権として開催 |
| J300 カレッジパーク | 8月24日〜29日 | アメリカ | USオープンJr.前哨戦 |
| J200 ベオグラード/J200 ラコブニク | 8月24日〜30日 | セルビア/チェコ | 欧州シリーズ終盤 |
特に月末のJ300カレッジパークは、USオープンジュニアを見据えたトップジュニアが集う調整の場。ここでの勝ち上がりが、9月のグランドスラムへの弾みになります。
アジアのITFジュニア|日本から挑戦しやすい大会
夏休み中に初めての海外ITFに挑戦するなら、時差と渡航費の負担が小さいアジア開催の大会が現実的な選択肢です。8月は東南アジア・東アジアで大会が続きます。
| 大会 | 日程 | 開催地 |
|---|---|---|
| J60 イポー・ペラ | 7月28日〜8月2日 | マレーシア |
| J60 マニラ | 7月28日〜8月2日 | フィリピン |
| J30 ノンタブリー | 8月3日〜8日/10日〜15日(2週連続) | タイ |
| J30 馬鞍山(マアンシャン) | 8月3日〜8日/10日〜15日(2週連続) | 中国 |
| J30 シンガポール | 8月17日〜22日 | シンガポール |
| J30 マカオ | 8月17日〜22日 | マカオ |
| J60 チェンナイ/J60 ハイデラバード | 8月17日〜22日/24日〜29日 | インド |
同じ都市で2週連続開催される大会(タイ・中国)は、1回の渡航で2大会に出場できるため、遠征費の面でも効率的。ITFジュニアの出場手続きやポイントの仕組みは、下の規定ガイドにまとめています。
※上の表はアジア開催の主な大会の抜粋です。全大会はITF公式カレンダーで確認できます。

USオープン(8月23日〜クオリファイウィーク)
日程:8月23日(日)〜9月13日(日)|開催地:アメリカ・ニューヨーク(フラッシング・メドウズ)
月末からは、いよいよ夏のグランドスラム・USオープンが始動。ジュニアの本戦は例年、大会後半の週に組まれます。日本勢の出場・結果は9月のカレンダー記事で詳しくお伝えします。
📌 9月の予告
9月には、大阪で世界のトップジュニアが集う「大阪市長杯 世界スーパージュニアテニス選手権」(9月21日〜27日)が控えています。全日本ジュニア18歳以下の優勝・準優勝者には本戦ワイルドカードが。8月の結果が、そのまま9月の世界挑戦につながります。
8月を戦い抜くために——技術より、まず暑さ対策
4つの全国大会はすべて真夏の屋外開催。この時期の勝敗は、技術と同じくらい暑熱対策とリカバリーで決まります。試合前の身体冷却(プレクーリング)、試合間の栄養補給、連戦時の睡眠。全国の舞台で力を出し切れるかどうかは、コートの外の準備にかかっています。
そして、全国に届かなかった選手にとっても、8月は終わりではなく始まりです。9月からは各地で新しい大会シーズンが動き出します。この夏の悔しさをどの大会にぶつけるか——それを決めるのも、8月の大事な過ごし方です。
あわせて読みたい
- 全日本ジュニア2026完全ガイド【結果速報も毎日更新】
- 2026年7月|ジュニアテニス主要大会カレンダー
- テニスのヒートルール解説(※要差し替え:既存ヒートルール記事の実URL)
- ジュニアテニスの費用ガイド|遠征・帯同費の全体像
出典・参考
・2026年ジュニア国際大会・全国大会カレンダー(日本テニス協会)
・ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2026 大会公式サイト
・ITF World Tennis Tour Juniors Calendar(ITF公式)
・ITF World Junior Tennis Finals 2026(ITF公式)
・US Open 2026 日程(LTA)
本記事の日程は2026年7月時点の各主催者発表に基づいています。日程・会場は変更される場合があります。参加・観戦の際は必ず各大会の公式発表をご確認ください。

