国スポ、RSK、中牟田杯、そして全小ファイナル。秋の全国大会が4つ続きます。
海外では、アジア地域選手権と年間ファイナル。1年の締めくくりに向けて、世界の勢力図が固まっていく月です。
9月の世界スーパージュニアでは、奈良恒輝選手が男子シングルスで優勝。男子ダブルスも川西飛生選手/渡邉栞太選手組が制し、日本勢が2冠を手にしました。
10月の国内は、秋の全国大会シーズンです。青森の国スポに始まり、岡山のRSK全国選抜(13歳以下)、福岡の中牟田杯(15歳以下)、東京の全小ファイナルステージと、年代別の全国大会が続きます。
海外では、韓国でアジア地域選手権(J300)、中国・成都でジュニアファイナルが開かれます。国内でも月末に、大阪のITFジュニア(J30)と山梨のATF大会が始まります。
2026年10月の主要ジュニア大会一覧
| 大会名 | 日程 | 開催地 |
|---|---|---|
| ITFアジア地域選手権(J300) 海外・ITF | 10月5日(月)〜11日(日) | 韓国・完州 |
| 第80回国民スポーツ大会 テニス競技 国内・全国 | 10月11日(日)〜14日(水) | 青森・青森市 |
| 2026 RSK全国選抜ジュニアテニス大会 国内・全国(13歳以下) | 10月16日(金)〜18日(日) ※予備日19日 | 岡山・岡山市 |
| ITFワールドテニスツアー ジュニアファイナル 海外・ITF | 10月21日(水)〜25日(日) | 中国・成都 |
| ATF Autumn Juniors in Japan U16(2週連続) 国内・ATF(16歳以下) | week1 10月26日(月)〜30日(金) week2 11月2日(月)〜6日(金) ※予選は各前週末 | 山梨・北杜 |
| 2026 U-15全国選抜ジュニア(第45回中牟田杯) 国内・全国(15歳以下) | 10月27日(火)〜11月1日(日) | 福岡・福岡市 |
| ITF大阪国際ジュニア(J30) 国内・ITF | 10月28日(水)〜11月1日(日) ※予選10月26日〜27日 | 大阪・靱 |
| 第44回第一生命全国小学生テニス選手権 ファイナルステージ 国内・全国(小学生) | 10月28日(水)〜31日(土) ※28日は練習日 | 東京・世田谷 |
国内大会|秋の全国大会が4つ続く
第80回国民スポーツ大会 テニス競技
日程:10月11日(日)〜14日(水)
会場:新青森県総合運動公園テニスコート(青森市)
サーフェス:砂入り人工芝
種別:少年男子・少年女子・成年男子・成年女子
都道府県の代表チームが争う団体戦です。各試合はシングルス2本・ダブルス1本の3ポイントで行われ、8ゲームプロセット・ノーアドバンテージ方式で進みます。
個人戦が中心のジュニアテニスで、「県の代表」として戦える貴重な舞台。組み合わせと選手名簿は日本テニス協会のサイトで公開されています。
2026 RSK全国選抜ジュニアテニス大会(13歳以下)
日程:10月16日(金)〜18日(日)
予備日:10月19日(月)
会場:岡山市浦安総合公園テニスコート
サーフェス:砂入り人工芝
種目:13歳以下 男女シングルス(各32名)
各地域の予選を勝ち抜いた選手が集まる、13歳以下の全国大会です。出場枠は男女とも、地域枠18名・ドント方式9名・ワイルドカード5名の計32名。
この大会は、2027年ワールドジュニア(14歳以下国別対抗)アジア・オセアニア予選の候補選手を選ぶ選考会も兼ねています。来年、日本代表として世界を目指す道の入口になる大会です。
2026 U-15全国選抜ジュニアテニス選手権(第45回中牟田杯)
日程:10月27日(火)〜11月1日(日)
会場:東平尾公園 博多の森テニス競技場(福岡市博多区)
サーフェス:砂入り人工芝
種目:15歳以下 男女シングルス(各64名)・ダブルス(各32組)
15歳以下の日本一を決める大会で、今年で第45回を迎えます。シングルスは10月27日の1回戦から始まり、11月1日に決勝と3位決定戦。ダブルスは10月31日が決勝です。
観戦する保護者の方に、ひとつ大事な注意があります。大会要項で、大会中のビデオ・写真撮影は原則禁止、無断で撮影した動画・写真のSNS掲載も禁止とされています。応援に行く前に必ず確認しておきましょう。
第44回第一生命全国小学生テニス選手権 ファイナルステージ
日程:10月28日(水)〜31日(土)
28日(水)練習日
29日(木)1回戦
30日(金)準々決勝・準決勝
31日(土)決勝・3位決定戦・表彰式
会場:第一生命相娯園テニスコート(東京都世田谷区)
サーフェス:レッドクレー
今年リニューアルされた全小の、日本一を決める最終ステージです。8月に宮崎のハードコートで行われたファーストステージを経て、選ばれた選手たちが東京で頂点を争います。
最大の特徴は、ステージによってサーフェスが変わること。ハードで勝ち上がった小学生が、球足の遅いレッドクレーにどう適応するか。技術だけでなく、組み立てる力が問われる舞台です。
▼ 出場選手・結果は全小の特集記事で
国内の国際大会|月末に大阪でITF、山梨でATF
ITF大阪国際ジュニアテニストーナメント(J30)
シングルス本戦:10月28日(水)〜11月1日(日)
ダブルス本戦:10月29日(木)〜11月1日(日)
予選:10月26日(月)〜27日(火)
会場:モリタテニスセンター靱(大阪)
サーフェス:ハード
ドロー:シングルス本戦32・予選32/ダブルス16
9月に世界スーパージュニアが行われた靱で、今度はJ30が開かれます。J30はITFジュニアのいちばん入り口のグレード。初めてのITFポイントを狙う選手にとって、国内で挑戦できる貴重な機会です。
エントリーはITFのシステムから行い、締め切りは10月6日でした。来年以降の参考に、ITFジュニアの出場手続きは下の規定ガイドにまとめています。
ATF Autumn Juniors in Japan U16(2週連続)
week1:本戦 10月26日(月)〜30日(金)
予選 10月24日(土)〜25日(日)
week2:本戦 11月2日(月)〜6日(金)
予選 10月31日(土)〜11月1日(日)
会場:Hotel & Tennis Resort Club Verde(山梨・北杜)
ドロー:シングルス32・ダブルス16
アジアテニス連盟(ATF)が公認する、16歳以下の国際大会です。同じ会場で2週続けて開かれるため、1回の滞在で2大会に出場できます。
ITFジュニアに挑戦する前のステップとして、国際大会の雰囲気に慣れるのに向いた大会です。
海外大会|アジア地域選手権と年間ファイナル
ITFアジア地域選手権(J300・韓国・完州)
本戦:10月5日(月)〜11日(日)
予選:10月3日(土)〜
会場:Wanju Tennis Court(韓国・全羅北道 完州)
サーフェス:屋外ハード
ドロー:シングルス64・ダブルス32
アジア地域の選手だけが出場できる、地域の王者決定戦です。グレードはJ300で、上位に入れば大きなポイントを獲得できます。
日本からは、男子17人・女子19人が本戦に入りました。男子は世界スーパージュニア王者の奈良恒輝選手が第2シード、渡邉栞太選手が第3シード。女子は世界スーパージュニア準優勝の西脇美結選手が第7シードで臨んでいます。
ITFワールドテニスツアー ジュニアファイナル(中国・成都)
日程:10月21日(水)〜25日(日)
会場:中国・成都
サーフェス:屋外ハード
世界トップクラスのジュニア男女各8名だけが出場できる大会です。シーズン終盤に開かれる、ジュニアの頂点を決める舞台のひとつです。
出場選手は、本記事の作成時点ではまだ発表されていません。
ITFジュニア|10月のおもな大会(J200以上)
グランドスラムもJ500もない10月は、各地の地域選手権とJ200が中心です。南米ではクレーのJ200が続き、ヨーロッパは屋内シーズンに入ります。
| 大会 | 日程 | 位置づけ |
|---|---|---|
| J300 スプリング(パンアメリカンITF) アメリカ | 9月28日〜10月3日 | 北米の地域大会 |
| J300 完州(アジア地域選手権) 韓国 | 10月5日〜11日 | アジアの選手限定 |
| J200 サルタ アルゼンチン | 10月5日〜10日 | 南米クレー |
| J200 ラパス/J200 フェルガナ ボリビア/ウズベキスタン | 10月12日〜17日 | 南米クレー/中央アジアのハード |
| J200 サンタクルス ボリビア | 10月19日〜24日 | 南米クレー |
| J200 カイロ エジプト | 10月19日〜23日/26日〜30日 | 2週連続開催(クレー) |
| J200 セーケシュフェヘールヴァール ハンガリー | 10月20日〜25日 | 欧州の屋内シーズン |
| ジュニアファイナル 中国・成都 | 10月21日〜25日 | 年間の最終戦 |
アジアのITFジュニア|日本から挑戦しやすい大会
10月後半は、台湾とタイで2週連続の大会があります。同じ会場で続けて出場できるため、渡航費を抑えながら試合数を確保できます。
| 大会 | 日程 | 開催地 |
|---|---|---|
| J30 ジャカルタ | 10月6日〜11日 | インドネシア |
| J100 ソウル | 10月13日〜18日 | 韓国 |
| J60 彰化 → J100 彰化 | 10月19日〜24日/27日〜31日 | 台湾 |
| J60 ノンタブリー(2週連続) | 10月19日〜24日/26日〜31日 | タイ |
| J30 常州 | 10月19日〜24日 | 中国 |
| J60 武寧 | 10月26日〜31日 | 中国 |
| J100 クアラルンプール | 10月27日〜11月1日 | マレーシア |
| J60 安東 | 10月27日〜11月1日 | 韓国 |
台湾の彰化は、J60の翌週にJ100が開かれます。1週目で勝ち上がった勢いのまま、格上の大会に挑めるのが魅力です。
※上の表はアジア開催の主な大会の抜粋です。全大会はITF公式カレンダーで確認できます。
📌 11月の予告|カイロで16歳以下の国別対抗
11月上旬、エジプト・カイロのクレーコートで、デビスカップジュニア/ビリー・ジーン・キングカップジュニアのファイナルズ(16歳以下の国別対抗)が開かれます。日本は男女とも出場します。
代表は、男子が川口孝大選手・大垣心太郎選手・川村准椰選手、女子が若菜蘭選手・駒田唯衣選手・宮澤紗希乃選手です(ITF発表)。
国内では、11月4日〜8日に神奈川・茅ヶ崎でJ30(Ai Sugiyama Cup)が開かれます。
10月をどう過ごすか——大会ごとに変わるコートに備える
10月の全国大会は、コートのサーフェスがばらばらです。国スポ・RSK・中牟田杯は砂入り人工芝、全小ファイナルはレッドクレー、ITF大阪国際はハード。
同じ選手でも、コートが変われば有効なショットも、試合の組み立ても変わります。大会の1〜2週間前から、本番と同じサーフェスで練習する時間をつくれるかどうかが、秋の結果を左右します。
また、10月は中学・高校の新人戦も重なる時期です。学校の大会と全国大会、ITFをどう組み合わせるか。年末に向けたスケジュールを、親子で一度見直しておくのがおすすめです。
あわせて読みたい
出典・参考:
・2026年ジュニア国際大会・全国大会カレンダー(日本テニス協会)
・第80回国民スポーツ大会 テニス競技 実施要項(青森県)
・2026 RSK全国選抜ジュニアテニス大会 ファクトシート(日本テニス協会)
・U15全国選抜ジュニア(中牟田杯)要項・日程(九州テニス協会)
・全国小学生テニス選手権 大会日程(日本テニス協会)
・ITF大阪国際ジュニア 開催要項(大阪府テニス協会)
・ITF World Tennis Tour Juniors Calendar(ITF公式)
・2026 Davis Cup Junior Finals 出場チーム(ITF公式)
・2026 BJK Cup Junior Finals 出場チーム(ITF公式)
本記事の日程は2026年10月5日時点の各主催者発表に基づいています。日程・会場は変更される場合があります。参加・観戦の際は必ず各大会の公式発表をご確認ください。

